takumiinui’s diary

うつ病になったからやりたいことをやる。この心境の変化でブログを始めることに…

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のりおは自殺願望があった。今までいろいろ試してみたが、数々失敗している。ガスで自殺しようとしたらおせっかいおばちゃんに玄関を開けられ、首吊りをしようとしたらロープが三流品ですぐ切れてしまったり…
のりおは、なんとかしようと自殺の名所で飛び降りを決意した。落ちたら…と。電車に乗り、北のほうへ向かった。目的地につき観光のためのベンチに腰を下ろすと、隣に女性が座っていた。その女性は「…ちる」と小さな声を発している。のりおは「?」と思いながら耳を澄ませると「…落ちるの。」といっているのだ。話を聞いてみると彼女も自殺しようと思っているというのだ。のりおは心の中で「自分も自殺するのに…いっそ二人で…いやいや…」と思いながら、なぜだか彼女の自殺を止めたくなった。この心の中のもやもやは突然だ!しかし、彼らは落ちてしまった…

ハッピーエンドなら恋に…  バッドエンドなら故意に…


選べる小説 作者 takumi